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業務内容一覧

藤井牧場は大きく分けて4つの部、11の業務があります。

藤井牧場の組織図

品質管理部

乳製品製造販売業務

毎年200万人近い観光客が訪れる富良野。最近の一番の目玉は地元特産品を集めた「フラノマルシェ」最近新発売した「富良野藤井牧場 飲むヨーグルト」は藤井牧場産のチーズとともに人気商品となっています。チーズの種類はモッツアレラ、ゴーダ、チェダー、ルブロッション、さけるチーズの5品目を製造しています。販売では台湾の物産展にも参加しており、海外進出も目標にしております。ソフトクリームも人気商品の一つで、移動販売車でへそ祭りなど地域の祭事に出店、大阪の「リクローおじさんのチーズケーキ屋さん」でも好評をいただいております!

搾乳業務

藤井牧場ブランドの人気の秘密は、生乳の品質の高さ。一日三回、一頭一頭を丁寧に搾乳し、品質の高い牛乳を毎日生産しています。一人一人、乳房の拭取りがしっかりできているかを確認するため年に数回検査を行っています。ミルキングパーラーでは3人が息を合わせて作業することが重要で、コミュニケーションをしっかりとることが求められます。

品質管理、出荷業務

出荷時には、専任の担当者が農場HACCP認証に基づく、品質のチェック(風味、アルコール反応、抗生物質検査、血乳検査)をおこない、また分析センターにも毎日検査を依頼して、成分の数値を細かくチェックしています。生乳の出荷は牧場の努力の成果であり、担当者は最後まで気が抜けません。

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牛群管理部

哺乳業務

生まれたての仔牛には手厚い介護を行います。生まれてから6時間以内に4リッターの品質の高い初乳を給与することを徹底しています。これは仔牛の免疫獲得のために何より重要なことです。お母さん牛に託された大事な子供(仔牛)を育てるのが仕事、離乳までの52日間に生まれたときの2倍にまで増体させるのが目標です。22ヶ月で出産を迎える時に母牛として活躍できるように、骨格、筋肉をしっかりと成長させ、健康な牛づくりを目指しています。

牛群管理業務

母牛が安心して分娩できるように世話をするのも仕事です。分娩前後の牛を細かく観察し、体温や食欲の変化がないか?血液検査も定期的に行い、常に牛の状態をチェック、24時間どんな時でも異常があれば対応します。また足の治療も自分たちで行います。牛のデータは一日3回の乳量も含めすべてのデータがコンピュータに蓄積されており、それを元にあらゆる角度から分析し、問題の早期発見に努めています。

繁殖業務

藤井牧場では一頭一頭の牛の遺伝価値(乳量、乳成分、体細胞、生産寿命、繁殖)を確認し、優秀な牛の選抜を行って品質の向上に努めています。人工授精、受精卵移植なども自分たちで行っています。繁殖は、半年後の牧場の成績に大きく影響する重要なポジションです。牛の性周期、発情を正確にとらえ、適期に授精することが大事です。万歩計などデータを用いながら、授精のタイミングを検討します。 妊娠鑑定は2週間ごとに管理獣医師の検診を受けます。エコーを用いて授精後30日で鑑定します。

衛生管理業務

伝染病予防のため、牛舎の出入りには細心の注意を払っています。外部者の出入りの際には専用の防護服、長靴を装着してもらっています。20年前規模拡大の時に導入した牛からにヨーネ病と伝染病が発生し、感染牛を淘汰しなければならなかった苦い思い出から、二度と伝染病を出さないように努力しています。

環境管理業務

藤井牧場の牛の管理で最も重要な点である、サンドベットです。牛の安楽性を最大限追求した結果がこの砂の利用でした。よく寝る牛ほどよく牛乳を出します。砂の利点である柔らかさを保つために、砂の混じった糞尿の処理のために日本初となる砂のリサイクルシステムサンドセパレーターを導入しました。また、夏は30度を超えるため、暑熱対策にも力をいれています。冬もマイナス30度になるので、厳しい自然環境から牛たちを守るため日夜様々な努力しています。

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環境部

畑作業

富良野の大自然を相手に900頭の牛の餌を作るために、畑を耕します。毎年変わる気候条件を読み、牛が健康に育ち、安全な牛乳を生産できるように、栄養価が高い牧草、デントコーンを収穫します。堆肥は肥料として畑に散布し、循環型の酪農を行っています。

飼料給与業務

収穫した自給飼料を栄養分析し、それを牛の泌乳ステージに合わせて飼料を設計し給与します。餌の状態によって、毎日の牛乳量、成分が変動するため、緻密で、細心の注意を払いながら給与しています。

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総務部

関係性構築業務

これらの業務を支えるのは牧場で働くスタッフ。スタッフ一人一人が明るく前向きに働ける場を作るのが総務部の仕事。1食200円でバランスのとれた食事を食べられる社員食堂。一人一人の成長を支援する成長支援制度では、1年に4回、上司から、重要業務をこなすために必要な知識技術の習得などについてミーティングを持ち、しっかりと成長を支援します。そして、年に一度の畜魂祭では、藤井牧場の営みの支えるすべての牛たちに感謝をささげるお祭りを開催します。キング式牛舎の外観である新事務所は牧場の顔となっており、スタッフ全員での毎月の勉強会、定例会議、各部ミーティングなどがおこなわれます。

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業務内容